気楽に趣味と生活と

さぁ趣味とぼやきをはじめよう

収集熱が冷めるとき・・・おわり

友人を巻き込んでウマ娘というコンテンツにハマった私。

小さなアクリルスタンドのガチャポンがきっかけとなり、コレクター魂に火が付いた。

カード、シール、プライズフィギュア、コンビニとのコラボアイテムなど

次々と登場するグッズ。

人気コンテンツなので、数量限定のコンビニコラボアイテムや一番くじなどは

売り切れてしまうこともある。そんな競争率の高いグッズを無事に確保できた際は

達成感と安心感があり、それが楽しみであった。

毎週のように友人らとグッズ探しに勤しんでいたのだが・・・そんなある日

集めた大量のグッズを整理していた私は、いかんともしがたい虚しさを感じていた。

 

いつまで集めるんだろう。

 

最近のグッズはイラストの使いまわしものも多いし、新鮮さが薄い。

集めた瞬間は確かに嬉しさはあるのだが、持ち帰った後はしまうだけ

いい歳こいてグッズを集めているという後ろめたさや恥ずかしさもある。

確かに人気コンテンツだが、職場の人たちも遊んでいないので共通の

話題にもならない。

(職場にはオタク趣味の人ってめっちゃ少ないんだけど、たまたまなの?なんでみんなパリピなの?)

それなのに、そこに時間とお金をつぎ込んでいいのか?

友人との繋がりも大切だ。でもグッズ集めを止めても、友人との関係は

変わらないだろう。

グッズには魅力を感じなくなっていった私ですが、いきなり収集をキッパリ止めることはできませんでした。

それは友人との付き合いもあるし、何より自分が巻き込んだ部分が大きく

負い目みたいなものを感じていました。

でも、友人以外の他の人たち・・・家族や職場の人たちに話せない趣味を

続けていることにも引け目がありました。

 

グッズを集めることに迷いが生じていて、それはつまり

収集熱が冷めるときなのでした。

 

その後、自分は転勤となり友人たちと離れることになりました。

転勤先でもやはりというか、ウマ娘オタク仲間は現れず(今のところね)

新しい住居で心機一転となったこともあり、グッズ集めは停止したのです(今のところは)

 

新しい職場に同志がいたり、もう少し自分が若ければグッズ集めも

続けていた・・・かもしれません。

 

プラモデルは今も積みプラとなり買い続けているのですけれども、

こちらの趣味は意外と話のタネになりやすく

続けてもいいと思えるんですよね。

 

人の目を気にしすぎるのは自分の悪い癖です。

自分が好きなことなんだから、胸を張って堂々としていればいいのに

変に思われるとか、失望されるとかそんなことばかりを考えているんですね。

それは思えば、自分がそう思ってる裏返しなんだろうな。

オタクでありながらオタクを軽蔑している。

パリピになりたくてもなれず、オタクにもなりきれず

哀れな中途半端人よ(モロ的な口調で)